神通峡の名湯・楽今日館へ|富山の自然に抱かれる“お肌つるりん”の温泉時間

楽今日館の館内に置かれた大太鼓

ゴールデンウイークの夕方、富山市岩稲にある 神通峡岩稲温泉「楽今日館」 を訪れました。
富山市街地から車で少し走るだけで、街の空気が少しずつ山あいの空気に変わっていきます。神通川沿いの自然に包まれたこの温泉は、日帰り入浴だけでなく宿泊もできる、富山ではよく知られた温泉施設です。

この日はゴールデンウイーク中ということもあり、館内は大変賑やかでした。駐車場には県外ナンバーの車も多く、子供連れの家族の姿も目立ちました。観光客、帰省中の家族、そして地元の常連客が同じ空間で過ごしている様子から、楽今日館が単なる温泉施設ではなく、地域に根づいた“休日の居場所”であることが伝わってきました。

一枚目の写真は、夜の楽今日館の玄関です。
大きなガラス越しに館内の明かりがこぼれ、木の温もりを感じる入口が訪れる人を迎えてくれます。温泉宿らしい落ち着きがありながら、家族連れで賑わう親しみやすさもある。初めて訪れても、どこか懐かしい気持ちになる入口でした。

富山市岩稲にある神通峡岩稲温泉楽今日館の夜の玄関
ゴールデンウイークの夜、賑わいを見せる神通峡岩稲温泉・楽今日館の玄関

館内に入ると、ひときわ目を引いたのが大太鼓です。
二枚目の写真に写るこの太鼓は、楽今日館の和の雰囲気を象徴するような存在でした。単に温泉に入るだけでなく、館内に一歩入ったところから“旅の気分”が始まる。こうした演出があると、日帰り温泉でも少し特別な時間に感じられます。

楽今日館の館内に置かれた大太鼓
館内でひときわ存在感を放つ大太鼓。和の趣が楽今日館らしい雰囲気を演出しています。

温泉自体は撮影できませんので、ここでは印象を言葉で残しておきます。
お湯は熱すぎず、長く入っていられるちょうどよい温度でした。肌に触れると、ややぬるっとした、なめらかな感触があります。においはほとんどなく、温泉特有の強い香りが苦手な方でも入りやすい泉質だと思います。

楽今日館の温泉は、弱アルカリ性のやわらかな湯として知られています。弱アルカリ性の温泉は、一般に肌表面の古い角質や皮脂をやわらかくするような感触があり、入浴後に肌がすべすべしたように感じられることがあります。私が感じた「少しぬるっとした感触」も、この泉質の特徴とよく合っています。神通峡の自然を眺めながら入れる露天風呂も、楽今日館の大きな魅力です。

風呂上がりには、館内の食堂で食事を取りました。
三枚目の写真は食堂のメニューです。定食、丼、そば、うどんなど、温泉後に食べたくなる料理が幅広く並んでいます。なお、食事のラストオーダーは午後7時45分 とのことですので、夕方以降に訪れる場合は、時間に少し余裕を持って利用されるとよいと思います。

楽今日館の食堂メニューに並ぶ定食とそばうどんの料理写真
食堂のメニュー。定食、丼、そば、うどんなど、風呂上がりにうれしい料理が並びます。

まずは、ノンアルコールの「よわない檸檬堂」をいただきました。
温泉で温まった後に、冷たいレモン風味の飲み物を飲むと、体がすっと整うような感覚があります。アルコールを飲まない日でも、こうした一杯があるだけで風呂上がりの時間が少し豊かになります。

楽今日館の食堂で飲んだノンアルコールのよわない檸檬堂
風呂上がりにいただいたノンアルコールの檸檬堂。温泉後の一杯は格別です。

この日注文したのは そば会席 です。
そば、天ぷら、お刺身、ご飯、茶碗蒸し、香の物、デザートまで付いた、満足感のある内容でした。豪華すぎるというより、温泉後にちょうどよい“落ち着いたごちそう”という印象です。富山の温泉施設らしく、気取らず、ゆっくり食べられるところがよいところです。

楽今日館の食堂で注文したそば会席と天ぷら刺身茶碗蒸し
この日注文したそば会席。そば、天ぷら、お刺身、茶碗蒸しまで楽しめる満足感のある食事でした。

楽今日館は、日帰り入浴だけでなく宿泊も可能で、富山市内から気軽にリトリート気分を味わえる場所です。温泉、宿泊、営業時間、食事などの詳しい情報は、公式サイトで確認できます。
公式サイト:https://www.rakkyokan.com/

楽今日館の魅力は、特別に豪華な温泉というより、何度でも行きたくなる安心感 にあると思います。
神通峡の自然、やわらかな湯、広い館内、食事処、そして地元の方にも観光客にも開かれた雰囲気。ゴールデンウイークの賑わいの中でも、不思議と落ち着ける温泉でした。

富山市周辺で、少しだけ日常を離れて温泉に入りたいとき。
あるいは、県外から富山を訪れて、観光地だけでなく地元で親しまれている温泉を体験したいとき。
神通峡岩稲温泉・楽今日館は、ぜひ候補に入れたい一軒です。

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医師・アマチュア写真家

写真とオーディオを趣味としています。風景写真が主体ですが、最近は我が家のペットの写真を多く撮るようになりました。

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