新緑のせせらぎ街道へ

岐阜県高山市清見町のそば処清見庵の看板と新緑の山

犬連れで楽しむそば処「清見庵」のてんざると五月晴れの休日

ゴールデンウイークに、岐阜県高山市清見町、せせらぎ街道沿いにあるそば処**「清見庵」**へ行ってきました。

清見庵は、高山飛騨清見インターから車で約30分ほどの場所にあります。富山市内からは北陸自動車道を使って、おおよそ2時間ほど。日帰りドライブとしては少し距離がありますが、新緑の季節のせせらぎ街道を走る時間も含めると、それ自体が旅の楽しみになります。

この日は前日の雨がすっかり上がり、空は見事な五月晴れ。山の木々は若葉の色に包まれ、深い緑、淡い黄緑、白っぽい新芽の色が折り重なるように広がっていました。気温も暑すぎず寒すぎず、外で待つにはちょうどよい、清々しい一日でした。

五月晴れの青空とせせらぎ街道沿いの新緑の山
五月晴れの青空と、芽吹いたばかりの山の新緑。春から初夏へ移る美しい季節です。

ゴールデンウイークの清見庵は大人気

富山を出るのが少し遅くなったため、清見庵に到着したのは午後1時ごろでした。

予想はしていましたが、さすがゴールデンウイーク。すでに大勢のお客さんが順番を待っていました。さらに驚いたことに、私たちが到着してほどなくして、**「本日は終了しました」**の看板が出されました。

まさにギリギリのタイミングでした。

清見庵は人気店なので、特に休日や連休中は早めの到着がおすすめです。そばが売り切れ次第終了となることもあるため、遠方から訪れる場合は、昼食時間ぴったりではなく、少し早めに着くくらいの余裕を持った方が安心です。

そば処清見庵の入口と木製看板
清見庵の入口。木の看板と赤い暖簾が、山里のそば処らしい雰囲気を作っています。

待ち時間も楽しい、新緑に包まれた庭

順番が来るまで、約1時間ほど待ちました。

ただ、清見庵の良いところは、待ち時間がそれほど苦にならないことです。店の周囲には広い庭があり、背後には新緑の山が迫っています。木陰もあり、風も心地よく、犬と一緒に庭で待っているだけでも気持ちのよい時間でした。

写真のように、山全体が春から初夏へ移り変わる途中の色彩を見せており、晴れた青空との対比がとても印象的でした。街中ではなかなか感じられない、山里ならではの静かな季節感があります。

清見庵の庭と新緑に包まれた山里の風景
店の庭から眺める新緑の山。待ち時間も心地よく過ごせる環境です。

犬連れにはうれしいテラス席

清見庵では、外のテラス席であれば犬連れでも利用できます

この日も、私たちのほかに何組か犬連れのお客さんを見かけました。店内には入れませんが、外の席からは庭や山の緑を眺めることができ、むしろこの季節にはテラス席の方が気持ちよいくらいです。

犬連れで行く場合は、リード、マナー袋、水、暑さ対策などは必ず準備しておくと安心です。ゴールデンウイーク頃はまだ過ごしやすい日も多いですが、日差しが強い日は地面が熱くなることもあります。待ち時間が長くなる可能性もあるので、犬の体調を見ながら無理のない範囲で楽しむのがよいと思います。

清見庵の庭で待つ犬連れの様子
犬連れでもテラス席なら利用可能。木陰でゆっくり順番を待ちました。
犬連れで利用できる清見庵のテラス席
テラス席からの眺め。犬と一緒に自然を感じながら食事を待つ時間も楽しみの一つです。

名物はやはり「てんざる」

清見庵の名物といえば、やはり写真のてんざるです。

ざるそばに、山菜を中心とした天ぷらが添えられています。天ぷらは基本的に山菜が中心で、お店の近くで収穫されたものだそうです。派手な海老天や肉厚な具材が主役というよりも、山の恵みそのものを味わう一皿です。

この山菜天ぷらが、本当においしい。

衣は軽く、山菜の香りとほろ苦さがしっかり残っています。春から初夏にかけての山里で食べるからこそ、いっそう味わい深く感じられます。観光地の食事というよりも、この土地の季節をそのままいただいているような感覚です。

清見庵名物のてんざると山菜天ぷら
清見庵名物のてんざる。石臼挽きそばと、山菜を中心とした天ぷらが絶品です。

石臼挽きそばの腰と香り

そばは石臼挽きで、しっかりとした腰があります。

口に入れると、そばの香りがふわっと立ち、噛むほどに風味が広がります。細すぎず、弱すぎず、歯ごたえも十分。つゆにつけすぎず、そばそのものの香りを楽しみながら食べるのがおすすめです。

私はもう10年以上前から、毎年この季節になると、この味を求めて清見庵に通っています。新緑、山菜、そば、せせらぎ街道。この組み合わせは、春から初夏にかけての小さな恒例行事のようになっています。


帰り道も楽しめる、せせらぎ街道ドライブ

食事の後は、再びせせらぎ街道をドライブしながら帰路につきました。

せせらぎ街道は、名前の通り川沿いの景色が美しく、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と、季節ごとに違った表情を見せてくれる道です。特にゴールデンウイーク頃は、芽吹いたばかりの若葉が山肌にまだら模様を作り、車窓から眺めるだけでも十分に楽しめます。

時間があれば、近くのおおくら滝に立ち寄るのもよいと思います。今回は熊が少し心配だったため、滝までは行きませんでしたが、せせらぎ街道周辺を訪れるなら候補に入れておきたい場所です。山間部では熊の出没情報にも注意し、無理のない行動を心がけたいところです。


訪問時のポイント

清見庵を訪れるなら、特に休日や連休中は早めの到着がおすすめです。人気店のため、午後になると売り切れ終了となる可能性があります。

犬連れの場合は、テラス席を利用することになります。天候の影響を受けやすいため、暑さ・寒さ・雨への備えも必要です。待ち時間が長くなることもあるので、犬用の水や休ませる場所を意識しておくと安心です。

また、せせらぎ街道沿いは自然が豊かな一方で、山道の運転や野生動物にも注意が必要です。新緑や紅葉の季節は特に交通量も増えるため、時間に余裕を持った計画がよいでしょう。


まとめ

五月晴れの空、新緑の山、広い庭、犬と一緒に過ごす待ち時間、そして山菜天ぷらと石臼挽きそば。

清見庵は、単にそばを食べに行く場所というよりも、せせらぎ街道の自然と季節を一緒に味わう場所だと感じます。

富山市内からは少し距離がありますが、車で約2時間かけてでも訪れたくなる魅力があります。特に新緑の季節は、道中の風景も含めておすすめです。

今年もまた、この季節ならではの味と景色を楽しむことができました。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

医師・アマチュア写真家

写真とオーディオを趣味としています。風景写真が主体ですが、最近は我が家のペットの写真を多く撮るようになりました。

関連記事

コメント (0)

この記事へのコメントはありません。

コメントを残す

CAPTCHA


目次