ギャラリー内の写真について

ギャラリー内の一部の写真について
当ギャラリーに掲載している写真は、私が長年にわたり撮りためてきた作品です。
デジタル一眼レフも含めて4×5や6×7サイズの大判・中判フィルム、35mmリバーサルフィルムを中心に、Epson GT-X970を用いた透過光スキャンにより一枚ずつ丁寧にデジタル化しました。35mmフィルムは4800 pixel/inch、大判・中判は3600 pixel/inchという高解像度で取り込み、24bit TIFFファイルで保存しています。4×5サイズでは1枚あたり300〜400MB、6×7サイズでは約200MBになる大きなデータです。
高解像度ゆえに微細なゴミや傷も写り込みますが、Photoshopなどを用いて200%表示で確認しながら一つひとつ丁寧に修整しました。その作業には大判で1〜2時間、中判で30分〜1時間ほどを要し、全体として数か月かけて仕上げています。こうした工程を経て、ようやく納得のいく形に整えることができました。アナログをデジタルに移す作業の大変さと同時に、その魅力をあらためて感じています。
その後の画像調整には Capture One 23 Pro を使用しています。Lightroomをはじめいくつかのソフトも試しましたが、Capture Oneは色の透明感が最も自然で、大きなサイズのデータでも快適に扱えたため採用しました。
今回、もしギャラリー内で気に入っていただける写真がありましたら、PIXTAの画像サイトを通じてご覧いただけるよう準備を進めております。PIXTAでの掲載はJPEG形式で最大50MBの制約があるため、オリジナルに比べると若干解像度が落ちてしまう点はご了承ください。各写真ページから随時リンクを設けてまいりますので、ご関心をお持ちいただけましたらご覧いただければ幸いです。