


富山県射水市の海王丸パークに停泊する帆船「海王丸」は、かつて「海の貴婦人」と呼ばれ、数多くの航海訓練を担ってきた歴史ある帆船です。現在は観光やイベントの場として公開され、その優美な姿を間近で見ることができます。
帆船「海王丸」が真正面に構え、その背後には残雪を抱いた立山連峰がそびえています。白とオレンジの美しい船体と大橋のアーチが調和し、富山湾ならではの雄大な景観を演出しています。
緻密に張り巡らされたロープと高く伸びるマストが、帆船の力強さを象徴しています。見上げるほどの高さと造形美は、訪れる人々を圧倒します。
背景に見える新湊大橋は富山湾のランドマーク的存在であり、晴天の日にはさらに奥に立山連峰を望むことができます。春の清々しい空気の中、白い船体とオレンジ色のマスト、青空、そして雪をいただく山々の対比が、富山港の魅力を一枚に凝縮しています。
海王丸パーク
http://www.kaiwomaru.jp/