


京都・保津峡の深い渓谷を走る 嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車) は、紅葉の季節になると特に人気のある撮影スポットとなります。山々が赤や黄色に染まる谷をゆっくりと進む列車は、風景そのものの一部のように見え、自然と鉄道が調和した独特の美しさを生み出します。
このギャラリーでは、「列車が接近する瞬間 → 画角を進む様子 → 最も近くで駆け抜ける瞬間」 を連続写真としてまとめ、保津峡ならではのダイナミックな景観と列車の動きを立体的に捉えました。秋色に染まる谷で刻まれる一連の動きは、観光列車の魅力をより鮮やかに伝えてくれます。
保津峡の深い谷を背景に、まだ小さく見えるトロッコ列車がゆっくりとこちらへ向かって進んでくる瞬間を捉えた1枚。紅葉に染まる山々の奥から列車の気配が立ち上がり、谷に響くレールの音が少しずつ存在感を増していく。これから始まる連続シーンの “第一歩” を示す写真。
列車が谷の中へと深く入り込み、紅葉の山肌に包まれるように姿を見せるシーン。鉄道と自然が密接に交わる保津峡ならではの魅力が際立ち、車窓からも山の匂いと色を感じられそうな距離感。静寂と動きが共存する “中間の瞬間” を表した1枚。
3枚の連続シーンを締めくくる決定的な1枚。列車が最も近い位置に達し、保津峡の紅葉を背景に力強く進む姿が映し出されている。ゆっくりと走る観光列車でありながら、紅葉の色彩が周囲を流れるように感じられ、自然と鉄道が融合した瞬間の迫力が伝わる “クライマックス” の写真。
保津峡の紅葉を別の視点から楽しみたい方は、こちらのギャラリーもぜひご覧ください。
➡️ 保津峡駅から眺める紅葉渓谷 — 桂川と山肌を彩る秋景