


上高地・小梨平や河童橋付近から望む秋の穂高連峰。澄み渡る青空にそびえる岩峰群と、紅葉に染まる山肌のコントラストが美しい。さらに西穂高岳の初冠雪が季節の移ろいを伝える3枚の情景を紹介します。
上高地・小梨平から見上げた穂高連峰。穂高岳南面の険しい岩壁と、裾野を彩るカラマツやダケカンバの紅葉が対照的で美しい。風のない朝には空気が澄み渡り、岩肌の陰影がより際立つ。(PENTAX 67)
河童橋付近から撮影した穂高連峰。梓川の流れと手前の林の黄葉、そして奥に連なる岩峰群が調和する。上高地の象徴的な眺めであり、秋には朝の柔らかな光が紅葉を黄金色に染める。(PENTAX 67)
上高地から西穂高岳方面を望む一枚。秋の盛りを過ぎ、稜線には雪が残る。麓の紅葉と対照的なその白が、晩秋から初冬へと移る北アルプスの季節感を静かに物語っている。(PENTAX 67)