


長慶寺の五百羅漢は、江戸時代に建立された石仏群で、呉羽山の静かな森の中に点在している。秋になると周囲のもみじが一斉に色づき、石仏と紅葉が織りなす幻想的な空間が広がる。
呉羽山の中腹に続く長慶寺の参道は、秋になるとまるで紅葉のトンネルのように変わる。頭上いっぱいに広がる楓の葉は日差しを柔らかく透かし、足元には落ち葉が彩りを添える。富山市内中心部からすぐ近くとは思えない、静寂に満ちた秋の道である。
長慶寺の五百羅漢は、素朴で温かみのある表情が特徴的で、見る者の心を静かに和ませてくれる。この一体は森の奥に配置されており、紅葉の最盛期には深紅の世界に浮かび上がるような佇まいを見せる。