富岩運河環水公園ー犬連れ散歩

2025.10.03

秋の夕暮れ、富岩運河環水公園を犬と歩く — 世界一美しいスタバと水辺の散歩

9月2日の夕方、愛犬と一緒に富山市の富岩運河環水公園を散策しました。ここは「世界一美しいスターバックス」があることで世界的にも知られる場所。富山市中心部からアクセスも良く、富山駅北口から約1kmくらい、徒歩でも10-15分ほどで着きます。水辺と緑が調和した都会のオアシスのような公園で、駅周辺のホテルに宿泊された際は、是非、早朝散歩されることをお勧めします。

この日は秋の澄んだ空気と柔らかな夕陽に包まれながら、約1時間かけて園内をぐるりと歩きました。広がる水面、芝生広場、噴水、そして象徴的な天門橋をめぐる道のりを、写真とともに振り返ります。

並木道の休憩スポット

並木道の中に円形のベンチスペースが並んでいる
木陰のベンチで一休み

木陰には円形の休憩スペースが整備されており、ベンチでゆっくり過ごす人々の姿もありました。芝生や噴水を眺めながらひと休みするにはぴったりで、日常を忘れるような静かな時間が流れます。

嬉しそうな愛犬

笑っているような表情を見せるゴールデンレトリバー
満面の笑みを浮かべる愛犬

本日は我が愛犬とともに散歩します。風に吹かれながら歩く愛犬は、とても嬉しそうな表情。芝生の緑と石畳の道が映える散歩道は、犬連れには理想的な環境です。ときどき立ち止まって笑顔を見せてくれる姿に、こちらも癒されました。

噴水広場の水しぶき

アーチ状に吹き上がる噴水
高く舞い上がる水しぶき

子どもたちに人気の噴水広場では、勢いよく舞い上がる水しぶきがアーチを描いていました。冬の時期以外は定期的に噴水が楽しませてくれます。見ているだけで涼やかさを感じられ、夏から秋にかけての散策には欠かせない癒しの景観です。

正面から見た天門橋

水面と両側に時計塔が立つ天門橋
水辺に広がる夕景の天門橋

進んでいくと、公園のシンボル「天門橋」が目の前に現れました。左右にそびえる展望塔とアーチ状の橋が堂々とした姿で訪れる人を迎え入れます。青空の下で見るその姿は、力強さと美しさを併せ持ち、公園の中心を象徴しています。よく見ると左右の展望塔の上の方に一本の糸のようなものが左右に張っているのが見えると思います。実は糸電話なのです。この糸電話を通して互いに話ができるようになっています。

運河を見つめる愛犬

ゴールデンレトリバーが遊歩道から運河を見つめている様子
水辺に佇む愛犬の後ろ姿

少し進むと、愛犬が立ち止まり水面をじっと見つめていました。ちょうど遊覧船が通り過ぎるところで、犬も興味深そうに眺めています。静かな水面と船のゆらぎが重なり、時間がゆっくり流れていく瞬間でした。犬の背中、気になると思いますが、実は先日、背中に怪我をして獣医さんに毛を刈られました。遊覧船の向こう側に見えるのがスタバックスです。今日はすごく空いている方です。

花壇越しに望む天門橋

花壇の赤や黄色の花と背景の天門橋
色鮮やかな花越しに見る天門橋

所々こうした花壇が目を楽しませてくれます。色鮮やかな花壇越しに眺める天門橋は、また違った表情を見せてくれます。赤や黄色の花々が水辺の景色に彩りを添え、自然と人工の調和を楽しめるのも環水公園ならではの魅力です。

水のカーテン

滝の如く流れる水のカーテン

水のカーテンの内側に入ると、水音と光のきらめきに包まれ、不思議と心が落ち着きます。まるで水に守られているような空間で、暑さを和らげる絶好のスポットでした。

水面に映える天門橋

水面と両側に時計塔が立つ天門橋
水辺に広がる夕景の天門橋

運河の中心に架かる天門橋を遠目に眺めると、両側にそびえる展望塔が一層際立ちます。水面に映る姿は時間の流れを象徴しているようで、散策を締めくくるにふさわしい景観でした。

水辺でひと休みする愛犬

運河の前で舌を出して休むゴールデンレトリバー
ひと息つく犬

展望台に登り少し休憩する愛犬。心地よい風が吹き抜け、歩き疲れた体を癒してくれます。こうした時間もまた、散歩の大切な一部です。

芝生広場から望む天門橋とスターバックス

芝生広場に座る人々と、その奥に見える天門橋とガラス張りのスターバックス
緑の芝生越しに眺める天門橋と「世界一美しいスターバックス」

富岩運河環水公園の広々とした芝生広場から、シンボルの天門橋とスターバックスを望む風景です。夕方の柔らかな光が芝生を鮮やかに照らし、くつろぐ人々や犬連れの散歩姿が公園らしい穏やかな時間を感じさせます。水辺と緑、そして建築美が調和するこの場所は、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。

世界一美しいスターバックス前にて

ガラス張りのスターバックス前に立つゴールデンレトリバー
スターバックス前で嬉しそうに立つ犬

園内の見どころのひとつが「世界一美しいスターバックス」。ガラス張りの外観は光を反射し、水辺の景色に自然に溶け込んでいます。犬連れの人も芝生に腰掛けながら思い思いに過ごしており、公園のにぎわいを感じられる場所でした。

芝生とスターバックスの調和

芝生の前に建つスターバックスと笑顔のゴールデンレトリバー
緑の芝生に映えるスターバックス

芝生の緑とスターバックスのモダンな建物が調和する景色は、この場所ならでは。外で風を感じながらカフェを楽しむ人々の姿が、とても心地よい空気を作り出していました。ちなみに環水公園スタバックスは犬連れOKです。但しテラス席のみですが。混んでいるとなかなか座れないですが暫く待っていると空き席が見つかることも多いです。真冬はテラスは辛いですが、寒い中で温かいカフェモカは最高です。

夕暮れに染まる天門橋

夕暮れの空を背景に浮かび上がる天門橋と時計塔
夕陽に照らされる天門橋と時計塔

散策の終わりには、夕暮れに照らされた天門橋をもう一度眺めました。空を染めるオレンジ色の光と流れる雲、そして橋のシルエットが重なり、思わず足を止めてしまう美しさでした。日中とはまた違う幻想的な表情を見せてくれるのも、この公園の魅力です。

まとめ

富岩運河環水公園は、水辺と緑、そして洗練された建築が融合した都会の憩いの場です。犬連れでも安心して歩ける広い遊歩道や芝生広場があり、夕暮れの散策はとても贅沢なひとときでした。季節や時間帯によって違う表情を見せてくれる公園なので、次は朝や冬景色の頃にも訪れ、また愛犬と一緒に新しい魅力を見つけたいと思います。

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医師・アマチュア写真家

写真とオーディオを趣味としています。風景写真が主体ですが、最近は我が家のペットの写真を多く撮るようになりました。

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